韓国帰国後は、サプライズ・リムジンバースデー会に、ヘンタイ・ケミストリー会という超ド級の朝まで会を2発。
週末は自分(CLA)主催で、近藤隆雄さんの3回連続セミナーの第一回。
怒涛の一週間でした。
詳細は追って。
今日は山梨に行って来ました。
昼、ほうとうを食すために、お約束のメジャー店「
小作」へ。
うーん。
やっぱダメ。
今回は特にひどかった。
味はまぁ普通ですが、この店、どんなポジションを取りたいのかが全く分からない。
味:普通
値段:高め
接客:うざい(マニュアルどおり、無駄に元気)
店構え:老舗風
メニュー:居酒屋?ファミレス?バラエティ多い。
ターゲティング:老人〜学生
と、全くもってセリングプロポジションに一貫性がない。
僕だったらまずはこうする。
味:良く
値段:高め
接客:人数を減らし、ぶっきらぼうで、でも、温かい接客スタイルへ
店構え:老舗風
メニュー:ほうとうと郷土料理に絞る
ターゲティング:オトナのみ
ターゲットを絞ることによって、かえってキャラが立つ。
敷居を少しだけ上げることによって、
ガキも背伸びして行くようになる。
地元では大手のようだし、今の業績が良いのならば大きなお世話かもしれませんが、舌の肥えた都会人には、このレベルでは通用しないと思う・・・
ご当地モノにイチャモンつけたくなったのは久々です。
それくらい特に不快だったのが店員の「サービス」。
何が不快かと言うと、店員の無駄に元気なおばちゃん達自身は、それをよかれと思ってやっていること。
それどころかむしろ、自分達は優れた接客をしているとさえ思っている。
これは、教育したリーダー、いや経営者の責任。
本当のサービスは、決して押し付けではなく、さりげないものであるべき。
長いことサービス業に携わっていたので分かりますが、必要以上に「声を出して元気に丁寧に!」というのは、多くの場合、自己満足に過ぎません。
ルーティンであり、そこにおもてなしの心はないことが殆どです。
むしろスタッフ自身が己の疲れを軽減する、リズムに乗る、といったように「矢印が自分に向いている」ことが珍しくないと思います。
(だから、僕はカシータの接客に辟易こそしますが、感動はしません)
あと、同じ平打ちの麺ならば、「ほうとう」よりも「きしめん」の方が遥かに美味い。
今日も勉強になりました。