不況でも元気な会社がありますね。
代表格がマクドナルドにユニクロ。
彼らの徹底した価格戦略が、不況吹き荒れる日本の消費者の不安心理にマッチし、受け入れられ、そして各種メディアに賞賛されています。
雑誌GQにはアメリカのマクドナルドが如何にこだわった商品開発を行っているか、6000種類ものメニュー開発の中から現在の新商品10種が厳選されて生まれていること、メニュー開発責任者はソースを分子レベルまで理解している、と大絶賛して書いてありました。
彼らのマーケティング力、商品開発力は徹底されており、さらに不況に備えたものであり、素晴らしいものなのでしょう。
・・・・でも、本当に全てがそうなのでしょうか?
この二社に限らず、
逆にこの手の企業は、オペレーションの優秀さもさることながら
実は「”相対的に”不況にマッチした業態だっただけ」
なんじゃないでしょうか。
僕は
「いま好調な企業は、逆に努力をしていない可能性がある」
と、逆に、疑って見る視点も大事なんじゃないかと思います。
人間は、調子がいいときは調子にのるものでしょう。
「企業」というしくみだって「人間の集合体」だからそう。
そして日本は、なんだかんだ言って「勝てば官軍」の空気が強すぎ。
(奇しくも、マクドナルドの誰かが言ってましたね(笑))
業績がよければその会社のオペレーションや戦略がもてはやされ、落ちてくると、重箱の隅をつつかれる。
いま、一時的に業績が落ちていても、しっかりと次の一手を打っている企業はたくさんあるはずです。
任天堂にOLCに・・たくさん好調な企業はあります。
そのすべての「いまだけ」を切り取って、
「素晴らしい!」と諸手を上げて賞賛することに違和感をおぼえます。
確かに、今回の事態で、ほとんどの企業は「調子に乗っていた」ことを多分気づかされた。
日本最強企業のトヨタも例外じゃない。
僕も、不況吹き荒れる自動車業界でまさにいまそれを実感しています。
でも、企業にとっての財産、とりわけ今まで培ってきた「人」「オペレーション」 は不況だからって簡単には腐らないでしょう?
いま一時的に赤字、でも次の一手を打っている会社。きっとたくさんあるはずです。
当たり前のことですが、「良い」「悪い」の二元論では絶対語れないですね。
PS
<理想の生活>
・食料品:トップバリュ、セブンプレミアム
・衣料品:ユニクロ、しまむら、イトーヨーカドーPB、ごくたまにH&M
・プレゼント:質流れ品
・家具:ニトリ
・遊び:WiiかDS
・連休:多摩川沿いの大混雑BBQか近くのスーパー銭湯
もしくは奮発して大混雑のTDL
・デートの交通手段:電車、車の場合はワゴンRか
レンタカーでプリウスまたはカーシェアリング
・同窓会:さくら水産
・晩酌:発泡酒
・外食:餃子の王将、日高らーめん、マクドナルド、たまに贅沢してモス
吐き気がしてきた・・
以上、愚痴でした(笑)